建売でインターホンの位置を変えたい！変更時の対応方法３選とおすすめの設置場所

「建売でインターホンの位置を変えたい時、どうすればいい？」

「おすすめの設置場所は？変更時の注意点は何かある？」

建売住宅で「インターホンの位置が使いにくい」「もっと見やすい場所に変えたい」と悩んでいませんか？

特に建売住宅では、あらかじめ設置された位置が必ずしも理想的とは限りません。

しかし、いざ変更しようとすると、どの業者に頼むべきか、DIYが可能か、費用はどのくらいかなど、疑問が次々と出てくるものです。

本記事では、建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法からおすすめの設置場所、費用目安、注意点までわかりやすく解説します。

建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法３選

建売住宅でインターホンの位置を変更したい場合、設置後の状況や専門知識の有無によっていくつかの対応方法があります。

設置のタイミングやコスト、手軽さなどを考慮して、最適な方法を選ぶことが重要です。

早速、建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法３選についてご紹介します！

【方法１】入居前なら住宅メーカーに相談する

建売住宅のインターホンの位置を入居前に変更したい場合、住宅メーカーへの相談が最も効果的です。

住宅メーカーは建築設計に詳しいため、位置変更の希望に対応できる可能性が高く、電源や配線の配置もプロの視点で調整してくれます。実際に多くの住宅メーカーでは、設計の変更が可能な段階であれば、インターホンの位置を調整できることが一般的です。

例えば、玄関横や門柱に移設したい場合も、事前にメーカーに相談することで建物全体のデザインと調和した配置が実現できます。追加料金がかかるケースもあるため、事前に費用や工期を確認し、納得のいく場所にインターホンを設置できるようにしましょう。

【方法２】入居後なら外構業者に依頼して移設してもらう

建売住宅のインターホンを入居後に位置変更したい場合は、外構業者に依頼するのが最適です。

外構業者は住宅の外周りの設備に精通しており、インターホンの移設に伴う配線や電源の工事も安全かつ確実に行えます。例えば、玄関ドア横から門柱への移設などは、配線の延長や壁の加工が必要になる場合があるため、専門的な技術が求められます。

また、外構業者に依頼すると、工事内容に応じた見積もりが提供されるため、事前に費用が把握できて安心です。一般的には数万円から十数万円の費用がかかる場合がありますが、確実な工事によってインターホンの利便性と安全性が向上します。

では、どうやって信頼ある外構業者は探せばいいのか？できればネットで簡単に、探せる方法があれば便利ですよね。

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【方法３】自分でDIYするなら専門知識と工具が必要になる

建売住宅のインターホンの位置をDIYで変更する場合には、専門知識と適切な工具が不可欠です。インターホンの配線や取り付け位置の変更には、電源工事や壁の加工が必要になることが多く、誤った作業は配線トラブルや機能不全を引き起こすリスクがあります。

まず、基本的な電気工事の知識を身につけることが重要です。また、インパクトドライバーや配線ツール、テスターなどの工具を揃えた上で、取り扱いに慣れることが必要です。特にDIY初心者の場合、安全対策として配線の取り扱いに十分注意しましょう。

DIYによる費用削減が可能ですが、手間や技術の習得が必要なため、慎重に検討した上で対応することをおすすめします。

建売でインターホンの位置を変えたい時のおすすめ設置場所

建売住宅のインターホンを使いやすい位置に変えることで、訪問者がスムーズに利用できるようにできます。

設置場所によって見やすさや耐久性が変わるため、適切な位置を選ぶことが大切です。

ここからは、建売でインターホンの位置を変えたい時のおすすめ設置場所についてご紹介します！

【場所１】玄関ドア横の見やすい位置に設置する

インターホンを玄関ドアの横に設置することは、訪問者にとって分かりやすく、使いやすい配置です。特に玄関の近くにインターホンがあることで、訪問者がすぐに見つけて呼び出しやすくなり、利便性が高まります。

例えば、ドアの左側や右側、訪問者の視線に入りやすい高さ（おおよそ目線から1.4メートル前後）に設置することで、訪問者が迷わずインターホンを使用できるように配慮できます。また、玄関横であれば雨風の影響を受けにくく、インターホンの耐久性も向上します。

ドア周辺の構造やスペースに合わせて適切な位置を選ぶことが、快適で使いやすいインターホン配置を実現するポイントです。

【場所２】敷地入口近くの視界が良い場所に設置する

インターホンを敷地入口近くの視界が良い場所に設置することは、防犯面でも利便性でも非常に有効です。敷地の入口付近にインターホンを設けると、訪問者は敷地に入らずに呼び出しができるため、来訪の目的が一目で分かりやすくなります。

特に、門柱やフェンスの側に設置することで、通行人や不審者が敷地内を覗き込むことを防ぎ、プライバシーの確保にもつながります。また、視界が開けている場所であれば訪問者も迷わずインターホンを見つけられるため、使いやすさが増します。

設置場所を選ぶ際には、配線の取り回しや、電源へのアクセスの確認が必要ですが、敷地入口近くの適切な位置にインターホンを配置することで、防犯性と使いやすさが確保できます。

【場所３】訪問者が自然に目に留まる高さに設置する

インターホンは訪問者の目線に自然に入る高さに設置することで、使いやすさが向上します。一般的に地面から約140～150センチメートルの高さが適切とされており、この位置なら訪問者がスムーズに気づき、操作しやすくなります。

また、この高さに設置することで、インターホンが視界に入りやすくなり、訪問者がインターホンを探す手間が省けます。特に小さな子どもや身長の低い方でも届きやすいため、誰にとっても利便性が高まる点がメリットです。

さらに、ドアの隣や門柱など、自然に視線が集まる場所に配置することで、より快適で利用しやすい環境が整います。

【場所４】屋根や庇の下で雨風を避けられる場所に設置する

インターホンを屋根や庇の下に設置することは、機器を雨風から保護し、長持ちさせるために効果的です。屋根や庇がある場所に設置することで、雨や直射日光の影響を受けにくくなり、耐久性が高まります。

例えば、玄関のドア横で庇の下に取り付けることで、訪問者が使いやすいだけでなく、機器の寿命を延ばすことができます。また、建物の美観を損なわない位置にもなるため、デザイン面でもメリットがあります。

設置場所が風雨の影響を受けにくければ、メンテナンスの頻度も抑えられるため、長期的に見て手間が省ける点も利点です。雨風を避けられる位置に配置することで、使いやすさと機器の保護を両立できます。

【場所５】門柱やフェンスに設置してセキュリティを強化する

インターホンを門柱やフェンスに設置することは、防犯面での効果が高く、家のセキュリティを強化できます。敷地入口で訪問者と対話できるため、怪しい人物の侵入を未然に防ぎやすく、セキュリティカメラ付きのインターホンであれば、映像も記録されて安心です。

門柱やフェンスに設置することで、来訪者が敷地内に入る前に確認ができるため、不意の侵入を避けられ、特に一人暮らしや家を空けることが多い場合に効果的です。また、訪問者にとっても入口にインターホンがあると見つけやすいため、利便性も高まります。

設置に際しては、電源や配線の取り回しにも注意が必要ですが、防犯と使いやすさの両面から見てもメリットが大きい選択肢です。

建売でインターホンの位置変更に伴う工事別での費用目安

インターホンの位置を変更する際には、設置場所の条件や工事内容により費用が異なります。

門柱や埋め込み型、ポスト付きインターホンなど、それぞれの工事費用を把握しておくと安心です。

建売でインターホンの位置変更に伴う工事別での費用目安についてそれぞれ解説していきます。

【費用１】機能門柱の場合

まず、インターホンを機能門柱に設置する場合は、既存の機能を活かしてスタイリッシュかつ機能的にインターホンを配置できます。

機能門柱は郵便ポストや表札、ライトなどが一体化されており、インターホンを追加しても建物全体のデザインに自然に馴染むことが魅力です。ただし、インターホンの位置変更に伴う工事費用は、工事内容により異なり、おおよそ1万～5万円程度が目安となります。

例えば、配線の引き直しや門柱内部の加工が必要になる場合、費用が追加されることもあります。さらに、防犯カメラ付きのインターホンを機能門柱に設置すれば、セキュリティ対策としても有効です。設置を検討する際には、デザインと機能を両立しつつ、予算と必要な工事内容を考慮することが大切です。

【費用２】埋め込み型インターホンの場合

次に、埋め込み型インターホンを設置する場合、壁面にインターホンが収まるため、見た目がすっきりして美観が保てます。しかし、壁に埋め込む工事が必要となるため、外壁の加工や配線の引き直しが伴うことが多く、通常の設置よりも費用と時間がかかります。

工事費用は、壁の材質や既存の配線状況により異なりますが、一般的には3万～7万円程度が目安です。また、埋め込み型にすると、インターホン自体が固定されるため、防犯対策としても優れています。特に玄関周りの景観を重視する場合や、インターホンを目立たせたくない場合におすすめです。

設置を依頼する際には、設置可能な壁の厚みや電源の位置も確認して、長期的に使いやすい環境を整えましょう。

【費用３】インターホン付きポストの場合

そして、インターホン付きポストは、訪問者との通話機能と郵便受けを一体化させた利便性の高い設備です。

この設置方法により、玄関の周りがすっきりとし、デザイン的にも洗練された印象を与えます。ただし、インターホン付きポストを設置する際は、ポスト自体の重量や配線の処理、電源の確保が必要になるため、取り付け工事がやや複雑になる点に注意が必要です。

工事費用の目安は、通常3万～6万円程度で、壁やフェンスの加工が必要な場合はさらに追加費用が発生することもあります。特に防犯カメラ付きのインターホンにする場合、セキュリティ対策としての価値も高まりますが、その分費用が増えることを考慮しましょう。

建売でインターホンの位置を変更する際に気をつけたい注意点

ここまで、建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法や費用目安など情報を解説してきました。

変更するのは可能であっても、行う前に気をつけておきたい注意点もあります。

どういった点に注意した方が良いのか？

ここでは、建売でインターホンの位置を変更する際に気をつけたい注意点についてご紹介します。

【注意点１】設置時の騒音や振動に配慮する

インターホンの設置時には、周囲に与える騒音や振動に配慮することが大切です。

特に壁面や門柱に取り付ける場合、電動ドリルやハンマーの音が響くため、作業時間帯や工事の進め方に気を配る必要があります。

近隣住民がいる環境では、午前10時から午後4時までの時間帯が一般的に適しており、早朝や夜間の作業は避けるのが望ましいです。また、建物の構造によっては振動が伝わりやすい場合もあるため、振動を抑えた工事方法を採用すると、作業が静かでスムーズに進みます。

騒音や振動を最小限に抑えた設置工事は、周囲との良好な関係を保つ上でも重要です。

【注意点２】設置場所の電源や配線状況を確認する

インターホンの位置を変更する際には、まず設置場所に電源や配線が適切に整備されているか確認することが重要です。

電源がない場所に新たにインターホンを設置する場合、配線を延長する必要があり、これには追加の工事費用や時間がかかります。

例えば、屋外の門柱にインターホンを移設する際、距離が長いほど配線の取り回しが難しくなるため、事前に配線計画を練っておくことが求められます。また、電源の設置には電気工事が必要になるため、専門業者に依頼すると安心です。

配線が適切でないと、インターホンの性能に影響が出ることもあるため、確実な配線状況の確認は欠かせません。

【注意点３】周囲の防犯対策とのバランスを考える

インターホンの設置位置を決める際には、周囲の防犯対策とのバランスを意識することが重要です。

インターホンが訪問者にしっかりと見える場所にあると、誰が訪ねてきたのか確認しやすくなるため、防犯カメラと併用することで安全性が高まります。

例えば、玄関ドアや門柱に近い位置にインターホンを配置すると、訪問者がすぐに見つけられるだけでなく、監視カメラにもしっかり映るため、侵入者への抑止効果も期待できます。また、夜間の訪問にも対応できるよう、インターホン周辺に適度な照明を設けると、暗がりでも安全に対応できます。

インターホンの設置場所は、自宅全体の防犯環境を整える上で欠かせないポイントです。

【注意点４】照明が当たりすぎないように調整する

インターホンを設置する際には、照明が当たりすぎないよう調整することが大切です。

過度な照明は、画面に強い反射が生じて訪問者の顔が見づらくなり、防犯機能が十分に発揮できなくなる恐れがあります。特に夜間、インターホンのカメラに直接光が当たらないようにすることで、クリアな映像を確保しやすくなります。

適切な照明配置として、インターホンの周りを柔らかく照らすダウンライトや間接照明を採用するとよいでしょう。例えば、門柱や玄関周りに暖色系のLEDライトを配置することで、自然な明るさが確保され、訪問者が快適にインターホンを操作できる環境を整えられます。

【注意点５】ドアの開閉に影響が出ない場所を確認する

インターホンの設置場所を決める際には、玄関ドアや他の出入口の開閉に影響が出ない位置を選ぶことが重要です。

インターホンがドアに近すぎると、ドアを開けた際にぶつかってしまい、使い勝手が悪くなるだけでなく、インターホン自体の故障や損傷の原因になる可能性もあります。

一般的には、ドアの枠から少し離れた位置、訪問者が立つスペースの確保を考慮して設置すると、スムーズに対応できます。さらに、ドアを全開にした状態での距離を確認することも大切です。インターホンがドアや通行の妨げとならないよう、取り付け位置の細かな調整が欠かせません。

最適な場所に設置することで、使いやすさと安全性を両立できます。

【Q＆A】インターホンの位置を変えたい建売住宅のよくある質問

最後にインターホンの位置を変えたい建売住宅のよくある質問をまとめます。

【質問１】建売のポストをリメイクする方法は？

建売住宅のポストをリメイクすることで、外観をおしゃれにしたり、機能性を向上させたりできます。

特に、塗装や装飾でデザインを変更するのは簡単で、DIY初心者にもおすすめです。例えば、耐久性のある防水塗料を使ってポストを塗装し直すことで、サビや汚れを防ぎ、見た目も新しくなります。また、ポストに木製のカバーをつけたり、ステンレス素材の装飾を加えることで、高級感を出すことも可能です。さらに、インターホンとの一体化リメイクも人気で、インターホンの配線がしやすい構造のポストを選べば、訪問者が使いやすい位置にまとめられます。ポストのリメイクは、見た目の改善だけでなく、便利さも向上させる方法です。

【質問２】門柱のポストだけ交換することは可能？

結論からいうと、門柱のポストのみを交換することは可能です。

ポスト部分だけが劣化している場合やデザインを変えたい場合に便利です。ただし、門柱全体と一体型になっているデザインでは、ポストのサイズや取り付け方法に注意が必要です。特にポストの大きさや取り付けネジの位置が合わないと、新しいポストを設置するのが難しくなるため、購入前に寸法を確認しましょう。また、交換の際には、配線の影響を受けないように注意が必要です。インターホン付きポストの場合、配線が内蔵されていることが多いため、工事が必要になる場合もあります。ポストだけ交換することで、デザインや機能性を手軽にアップデートできます。

【質問３】インターホンは門柱と玄関のどちらに置くべきですか？

インターホンの設置場所は、訪問者の視認性や使いやすさ、防犯性を考えて選ぶのが理想です。

門柱にインターホンを設置することで、敷地内に入らずに対応できるため、防犯面で優れています。一方、玄関に設置する場合、配線工事が簡単で費用が抑えられることが多いです。また、屋根や庇があるため、雨風の影響を受けにくく、インターホンの寿命が延びるというメリットもあります。どちらに設置するかは、防犯性を重視するか、設置の簡便さを優先するかで決めるとよいでしょう。

まとめ：建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法と設置場所

建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法と設置場所に関する情報をまとめてきました。

改めて、建売でインターホンの位置を変えたい時の対応方法をまとめると、

建売でインターホンの位置を変えたい場合、入居時期や設置場所の条件により最適な方法が異なります。

住宅メーカーや外構業者に依頼することで、安全かつ効率的に位置変更が可能です。DIYを選ぶ場合は、専門知識を持ち、電源や配線の確認をしっかり行いましょう。また、玄関周辺の視認性や防犯性を考慮しながら、予算に合わせた最適な設置位置を選ぶことが成功のポイントです。